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加越 (列車) : ウィキペディア日本語版
しらさぎ (列車)

しらさぎは、西日本旅客鉄道(JR西日本)および東海旅客鉄道(JR東海)が名古屋駅米原駅 - 金沢駅間を東海道本線北陸本線経由で運行する特別急行列車エル特急)である。
本項では、中京圏北陸地方を北陸本線経由で結んでいた優等列車(米原駅発着を含む)の沿革についても記述する。
== 概要 ==
1964年10月1日に東海道新幹線の開業に合わせて、名古屋駅 - 富山駅間の特急列車として運転を開始した。しかし、481系電車の落成が間に合わず、運転開始は12月25日にずれ込むことになった。運転開始当初から一等車食堂車を含む11両編成で運行された。
「しらさぎ」と運行経路が重複する「きらめき」「加越」などが後から運転開始されたが、のちにこれらを統合している。2003年3月から683系電車の投入が始まり、同年7月には683系に統一されることになったが、2015年3月14日の北陸新幹線の金沢開業により、特急「はくたか」を中心に運用していた681系電車に変更された〔「はくたか」の運用終了から「しらさぎ」の運用開始前に、「サンダーバード」と同様、列車編成の方向転換が行われた。〕。なお、「はくたか」は新幹線の列車名に転用されている。
北陸新幹線と重複する金沢駅 - 富山駅和倉温泉駅間は廃止され〔金沢以東は特急廃止 北陸新幹線の開業後、JR西 - 産経新聞 2011年7月5日〕、金沢駅 - 富山駅間はシャトルタイプの新幹線「つるぎ」で代替された。金沢駅 - 和倉温泉駅間についてJR西日本は「七尾線に乗り入れる特急の存続に前向きな方針を示している」とされており〔和倉温泉への特急存続 知事要請にJR社長前向き 石川 - 朝日新聞 2011年11月3日〕、金沢駅発着の特急「能登かがり火」で代替している。
北陸新幹線の敦賀以西ルートでは「小浜・京都ルート」が優位になっていることから、北陸経済連合会は「名古屋への利便性を配慮すべきだ」として「しらさぎ」の存続を要望している。
列車名は山中温泉開湯伝説に登場する白鷺が由来となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「しらさぎ (列車)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shirasagi (train) 」があります。



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